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子供の医療保険の必要性 - 入院すると子供の医療費助成で負担できない費用もかかります

 子供の医療保険の必要性は、入院した場合に医療費以外の費用がかかるからです。

 子供の入院費用、子供が入院、通院する率、そして、もしも入院した場合をサポートする子供向けの医療保険ランキングを紹介します。

  1. 子供の医療費助成制度で負担されるものは?
  2. 子供の医療保険が必要な理由は入院費用
  3. 子供の受療率、入院、外来にかかる率はどれくらい
  4. 入院費用をサポートできるおすすめ!子供向け医療保険ランキング

子供の医療費助成制度で負担されるものは?

 子供の医療保険の必要性で、最初に考えないといけないのは、子供の医療費助成制度です。

 子供の医療費助成制度は、市町村により名称や制度が違いますが、子供の医療費を市区町村が負担、医療費が無料もしくは一定の負担額(500円など)でOKになる制度です。

 厚生労働省の調査(平成28年度「乳幼児等に係る医療費の援助についての調査」)によると、多くの市区町村で15歳の年度末(中学3年生)まで、医療費助成がうけられます。
 市の福祉が充実しているところでは、18~22歳まで受けられるところもあるようです。

■市区町村における実施状況

対象年齢 通院 入院
実施市区町村数 1741 1741
就学前 202 33
7歳未満 1 0
7歳年度末 1 0
8歳年度末 1 0
9歳年度末 25 7
10歳年度末 4 0
11歳年度末 0 0
12歳年度末 121 129
15歳年度末 1,005 1,169
16歳年度末 1 1
18歳年度末 378 379
20歳年度末 2 2
22歳年度末 1 1
所得制限
所得制限あり 309
所得制限なし 1432
所得制限あり 309
一部自己負担
自己負担なし 1054
自己負担あり 687

 次に、子供の医療費助成制度で、どのような医療費を負担してくれるかです。

 自治体によって違いますが、主に、健康保険の対象となる医療費および薬剤費が対象となります。

 逆に対象とならないものは、健康診断、予防接種、差額ベッド代、総合病院の初診料などとなります。(※自治体により特別に医療費助成の対象としている場合もあります。)

■例)東京都の乳幼児医療費助成制度(マル乳)

 東京都福祉保健局サイトから引用

対象となるもの 医療保険の対象となる医療費、薬剤費等
対象とならないもの ・医療保険の対象とならないもの(健康診断、予防接種、薬の容器代、差額ベッド代、紹介状を持たずに受診した200床以上の病院の初診料等)
・保育園等管理下の傷病で、独立行政法人日本スポーツ振興センター法に基づく災害共済給付制度対象の場合
・健康保険組合等から支給される高額療養費・附加給付に該当する医療費
・他の公費医療で助成される医療費

 子供の医療費助成制度があれば、確かに、子供に医療保険は必要ないと思うかもしれません。ただ、保険診療の医療費のみの助成というところを考えなくてはいけません。

 家族の入院を経験すると分かるのですが、入院をすると、医療費以外の部分にも費用がかかります。

子供の医療保険が必要な理由は入院費用

 子どもの医療保険に入る場合に考えることは、子供の医療保険の必要性です。

 小学生、中学生になってくると、こどもがケガする場面も見るので、骨折の心配などから、保険の必要性が理解できると思います。

 ただ、出産したばかりで、赤ちゃんも順調に育っている場合は、医療保険の必要性に疑問を持つかもしれません。

 実際、子供の時に入院をする率はそれほど高くありません。
⇒子供の受療率(入院、外来にかかる率)

 ただ、もし子供が入院するような病気・ケガになった場合を考えると、保険に入っておいた方がいいと思います。

 それは、医療費以外の部分の費用がかかるからです。

 下記は、子供が入院した場合に必要な費用の例です。

費用 概要 乳児医療
医療費 手術代、入院費等の金額です。
健康保険に入っていれば、3割負担ですが、乳児医療などの助成があれば無料です。
食事代 入院する場合、子供の食事代が必要になります。食事代については、自治体により乳児医療の対象になるところもあります。
差額ベッド代 子供が入院する場合、小さければ小さいほど個室を選ぶケースが多くなります。
子供を病院に一人にしておくこともできないため、親のどちらかが付き添うケースが多いからです。
費用は病院や部屋のグレードにより違いますが、1日2000~8000円かかります。
×
付き添い用ベッドまたは布団 付き添う場合は、付き添い用のベッド・布団をレンタルすることになります。1日500~1000円あたりです。 ×
交通費 病院に行くまでの交通費が必要です。 ×
その他消耗品 子供に限らず必要なタオル・歯ブラシ・着替え(パジャマ)・飲み物。赤ちゃんの場合は、オムツやおしりふきなども必要になります。 ×

 医療費は、乳児医療の助成などにより無料となりますが、それ以外にお金がかかります。

 特にかかるのが差額ベッド代です。

 差額ベッド代は、病院によって費用が様々で、2000~8000円。豪華な病院であれば、数万円を超えます。

 インフルエンザやロタウイルスなどで5~7日ほど入院する場合もあります。

 差額ベッド代をいくらと考えるかですが、付き添い用の簡易ベッド、布団のレンタル代、交通費、病院に入院するための着替え等の消耗品など、入院費用の総額が5万円以上必要なケースもあります。

 親の付き添いが必要な場合は、病院の近くに泊まる場合や移動に費用が必要です。

 その間にパートや仕事にいけないこともあるので、医療費以外の部分にも費用がかかります。

 高額療養制度あるので、健康保険に入っていれば、月約8万円程度が限度になりますが、長期化すると、家計を圧迫します。

 備えはあった方がいいですね。

 もしも入院した場合に必要な費用が多くなります。
 子供の医療保険の必要性はここにあるかと思われます。

 このサイトでおすすめしている共済は月1000円ですし、割戻金があるので実質月800円程度です。

 入院で1日5000円、通院で1日2000円もらえるので、医療費以外の部分にも使えます。

 医療以外の補償もあるので、もしものときを考えると、納得できる掛金の保険ではないでしょうか?

⇒おすすめの保険、都民共済・県民共済・府民共済

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子供の受療率、入院、外来にかかる率はどれくらい

 子供は実際、どれくらい入院をするのでしょうか?

 厚生労働省の平成26年(2014)患者調査の概況の統計結果を表にまとめました。

※単位は千人です。

年齢 入院 外来
総数 1318.8 7238.4
0歳10.868.3
1~47.1284.3
5~94.9234.7
10~145.3151.3
15~197116.3
20~2410.2138.9
25~2916.1181.4
30~3422.1230.4
35~3926.3284.4
40~4432.3331.2
45~4936.8329.5
50~5446363.4
55~5959.1410.3
60~6495.6585
65~69123.6760.6
70~74144.3854.5
75~79165.2777.2
80~84188.9613.8
85~89170.9348.3
90歳以上144.4155.8

 0~9歳までを見ると、外来はそこそこあるものの、入院は少なくなっています。

 表を見ると、入院するほどの病気やケガは少なく、入院した人の総数に対するパーセンテージで考えると、入院は0歳で約0.8%、1~4歳で0.5%、5~9歳で0.3%となります。

 統計上の判断では、必要性は低くなります。

 安心感を得るなら、共済などの保険料が安く、幅広い補償のある医療保険ですね。

子供が入院することで親の収入に影響する場合あり。個人事業主なら備えを

 正社員で有給が使えるのであれば、それほど収入に影響しませんが、個人で事業をされている場合、主婦でパートに出ているなどの場合は、子供に付き添っている間は、仕事の収入が減るケースが出てきます。

 個人事業主の方や、パート、アルバイトの収入に依存するものが多い場合は、より、医療保険の必要性が出てくるかと思われます。

入院費用をサポートできるおすすめ!子供向け医療保険ランキング

保険名 保険料 加入年齢 保障範囲など

共済
1000円~
※割戻し2割ほどあり
0歳~ 病気や事故による入院・手術の保障(先進医療対応)、事故による通院、被保険者、保護者(親等)の死亡に対する保険、第三者への損害賠償等

アフラックのEVER
855円~ 0歳~ 病気や事故による入院・手術の保障
※特約により、通院、先進医療に対する保障、三大疾病一時金特約あり、一生涯保険料が上がらない

オリックス生命のCURE
920円~ 0歳~ 病気や事故による入院・手術の保障(先進医療対応)
※特約によりがん手術・通院対応、基本契約で三大疾病のの場合の入院支払い日数が無制限。一生涯保険料が上がらない

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